爆買いシーズン到来!大忙しな企業特集

まだまだ続く爆買い!訪日需要で特需になりそうな企業とは?

http://www.sankei.com/economy/photos/150403/ecn1504030005-p1.htmlより

2月と聞いて、皆さんは何を連想するでしょうか?
節分、バレンタインデー、ウィンタースポーツ…。いろいろあると思いますが、実は「訪日ビジネス」のシーズンでもあります。

なぜかというと、2月は中国の祝日「春節(旧正月)」が当たりやすい季節2018年は7連休という大型連休が組まれ、多くの訪日中国人観光客が見込まれます!
中国人観光客と言えば、何といっても「爆買い」ですよね。そこで今回は、訪日外国人による爆買いが日本にもたらす経済効果を紐解いていこうと思います。

そもそも訪日外国人ってどのくらい?

日本政府観光局によると、2017年の訪日外客数は約2,869万人。ちなみに10年前の2007年は約830万人ですので、ここ数年で大幅に伸びていることが分かります。

日本政府観光局(JNTO)統計より

転機となったのは2012年の安倍内閣発足。成長戦略としてインバウンドに取り組み、消費税免税制度の大幅拡充をはじめ様々な政策を実施しました。その結果、2013年には初の訪日外客数1,000万人を突破し、2016年には2,000万人と、過去掲げていた「2020年までに2,000万人」の中期目標を4年も前通しで達成!現在は「2020年までに4,000万人」という目標に向け、着々と進行しています。

訪日外国人の経済効果って?

では、約3,000万人、日本の人口の四分の一に相当する訪日外国人の経済効果とはいかほどのものでしょうか?
観光庁によると、訪日外国人旅行消費額は2015年時点で何と4兆円越えの4兆4,161億円!

観光庁「平成29年年間値(速報)及び
平成29年10-12月期の調査結果(速報)」より

ちなみにこれは、あのNTTドコモの年間売上(約4.5兆円)に匹敵する数値。とんでもない経済効果を上げていることが分かります。

内訳をみると、やはり4割弱を占める中国人の存在感が光りますね。

上の数値は宿泊料金や飲食費、交通費など日本でのすべての出費額を足し合わせたもの。「爆買い」にあたる中国人の買物代はいくらかというと、約8,800億円となります。これはECサイトなどを手掛ける「楽天」の年間売上(約8,000億円)を上回る規模で、中国人がいかに買い物好きかが分かりますね(笑)。

ではこの「爆買い」がなぜ起こるのかというと、4つの理由が考えられます。

①中国製にはない高品質・高機能製品
自国の製品にはない、高品質・高機能な日本製品を目当てに訪日しており、中には「親戚一同の分」ということで、高機能炊飯器4~5台をまとめ買いする人もいるとか。
②円安・元高
人民元が対円で高くなることで、特に高級ブランド品などで、自国の中国で買うより、日本で買うほうがお得、という状況が続きました。中国の景気減速などで状況は変わりつつありますが、こういった理由もあります。
③外国人旅行者向けの消費税免税制度
上でも触れたとおり、外国人観光客向けの大幅な免税制度が功を奏しています。特に2014年10月の改正では、これまで家電・衣類・かばんなどに制限されていた免税対象を食品・飲料・薬品・化粧品などの消耗品にも拡大し、薬局などでの爆買いを後押ししています。
④官製バブル
政府が意図的に起こすバブルのこと。リーマンショックの際、中国は景気対策として約4兆元(約57兆円)を投じ、バブル景気が発生しました。その恩恵を受けた人たちが訪日しているということです。

訪日の「爆買い」で大忙しの日本企業

そんな「爆買い」の恩恵にあずかり、日本企業も大忙し!ここからは、2月の春節に向け一層忙しくなりそうな企業を紹介します。

三越伊勢丹

中国人観光客の緩んだお財布をあずかる大手百貨店は、間違いなく忙しくなる企業の一つ。三越伊勢丹は、百貨店らしいあるランキングで2年連続1位を獲得しています!そのランキングとは?こちらの動画でチェックしてください。

資生堂

化粧品で国内トップシェアを誇る資生堂も、免税制度などの恩恵で大忙し!
その資生堂、国内だけでなく海外でも大忙しなのです。資生堂の海外展開状況をぜひ学んでみてください!

オリエンタルランド

一世を風靡している「爆買い」ですが、その消費対象は「モノからコト」、つまり物理的な製品から体験へとシフトしつつあります。

そんな中注目されるのが、東京ディズニーランドを手掛けるオリエンタルランド。ところで、「ディズニーランドを貸切り」にできるという事実をご存知でしょうか?夢の国の貸切りに必要な、超現実的な条件について、見てみましょう!

共立メンテナンス

「dormy inn(ドーミーイン)」などのホテル・リゾート事業を展開する共立メンテナンスも、爆買い観光客に日本での橋頭堡を提供している点で注目株。

そんな共立メンテナンスのホテル、年間でどれくらいの外国人が利用しているかご存知ですか?こちらの動画でサクッと学んでみましょう!

以上、訪日外国人の影響についてお伝えしました!

引用元
・中国の祝日:http://holidays-calendar.net/calendar/china_calendar.html
・日本政府観光局:https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/index.html
・観光庁:http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html
・Ullet(各社業績):http://www.ullet.com/search/page/50.html#page/2